こんにちは、「taropou」です。
今回は級位者が有段者になる前に経験しておくとよい戦法をご紹介します。
将棋で初段を目指したいけど、級位者のうちに経験しておいた方が良い戦法とかあるの?という悩みに答えます。
そこで今回は、対振り飛車急戦、四間飛車、の2選を紹介します。(振り飛車党の方は四間飛車、居飛車党の方は対振り飛車急戦を指しましょう!)
では、1つずつ解説していきます。
オススメ1.対振り飛車急戦
まずは、対振り飛車急戦から紹介します。ちなみに対振り飛車とは、振り飛車に対しての戦法ということです。急戦と言われても沢山ある、と言われそうですが舟囲いに囲う急戦ならぶっちゃけなんでも良いです。棒銀でも斜め棒銀でも、4五歩早仕掛けでも。
四間飛車対斜め棒銀の定跡を解説している記事https://www.taropou06.online/2022/06/22/将棋中級者向け%E3%80%80四間飛車編〜/
なぜ、対振り飛車で急戦をオススメするのかというと、急戦には将棋の基本が詰まっているからです。確かに、穴熊や左美濃、銀冠を指せば楽に勝てると思います。しかし、そのような将棋は玉の固さだけに頼る将棋になりかねません。
急戦は、玉も薄く成績は悪いかもしれません。ただ急戦は、速度計算の正確さ、将棋に大切な攻めを繋げる手筋などがよく身に付きます。それらが有段者になったときに土台となってくれるはずです。
オススメ2.四間飛車
次は振り飛車党の方へのオススメ戦法です!「四間飛車」も対振り飛車急戦と同じで将棋の基本が詰まっています。四間飛車は、中飛車や早石田と違いカウンターを狙う戦法です。対居飛車では、カウンターを狙いつつ玉を固めて玉の固さで競り勝つという内容が多いです。
積極性はあまりないですが、将棋の基本の、玉を固めることや、振り飛車党特有の捌きの感覚などがよく身に付きます。初心者の方にも級位者の方へも特にオススメしたい戦法です。また、最近では積極的な指し方も出てきて、一生使える戦法と言えるでしょう。
四間飛車とは〜対斜め棒銀の定跡まで、解説しております。
四間飛車は?https://www.taropou06.online/wp-admin/post.php?post=228&action=edit
定跡解説 https://www.taropou06.online/wp-admin/post.php?post=158&action=edit
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。対振り飛車急戦も四間飛車も有段者になるためには避けては通れないと言うほど基本が詰まっています。基本なんてわかっていると言われるかもしれませんが、今一度基本を見直すことが大切ではないでしょうか。このブログが読者さんの棋力向上に役立つことを願います。
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