将棋が強くなるために大切なこと

こんにちは、「taropou」です。

 今回は、強い将棋を指せるようになるために、絶対に覚えてほしいこと、を紹介します。

そのまえに

 ここは、忙しい方は読まなくて大丈夫です。ただの僕の体験です。ただ、時間に余裕があるならば、自分もそうなりかけていないか、読んでみて下さい。

将棋を、「王道の将棋を指したい」「勝ちを求めるだけの将棋では無く、本当の将棋を指したい」かなり稀ですが、このような事を思う方がいます。僕もそうです。

 このような事を思う方(ここからは僕の体験です)は、それまで、余程勝ちにこだわってきたのでしょう。勝たないといけない、と思い「自分にはこの戦法は向かない、、、」と次々と戦法を変え、しまいに奇襲戦法のようなものに手を出した。しかし、そんなものが通用するわけなく、また、逆戻り。(これは全て僕がした事です)

↑これは勝ちに目が眩んだ者の末です。始めた頃は、そこまで勝つ事にこだわっていましたか?確かに勝ちたいとは思っていましたが、将棋を楽しんで指しいました。

 この頃の僕は、勝ちに目が眩み、将棋を楽しむ事を忘れてしまっていたのです。大会で良い成績が残せない、何としても勝たないと、と焦ってしまったのが原因です。でも、当たり前ですが、負け、負け、負け、です。負けまくりですね。

哀れですね。皆さんには、こうならないよう最後まで記事を読んでもらいたいです。

本当の強さとは.

 では、僕の話は終わりにして本題に入ります。本当の強さとは何でしょう?

 僕は、大会に出るのを止め、少し考える時間を取りました。強さとは、と。 以前までの僕は、「強さ=勝つこと=優勝」と思っていました。だから、奇襲でも、番外戦術でもなにを使っても勝てば良い、となんでも使いました。

しかし、違うのです。僕の考えていた強さは、瞬間的なものです。いずれ崩れ去るでしょう。本当の強さとは、もっと強固なものです。奇襲なんて、二回目にはもう効きません。一回目でさえ、、終盤でひっくり返される可能性があります。

そうです。気が付いた方もいるかもしれませんが、僕のやっていた事は全て序盤です。プロやアマトップでは、序盤が命取りになります。しかし、終盤も成り立っていない奴が、序盤なんかで良くなったって本当の強さを持ったものには、歯が立ちません。

本当の強さとは、終盤力です。言ってしまえば、全て終盤力が無い事でこうなりました。奇襲戦法になったのは、王道の戦法では勝てなかったからですが、その際終盤力が有れば勝てていました。そのため、邪道に行く事は無かったのです。

王道の将棋を指したいのなら、まず、将棋の面白さを思い出して、一から終盤を鍛えるましょう。僕がよくいう「基本」です。

まとめ

今回は僕が陥ってしまった、体験と本当の強さについて解説しました。本当に強いとは、コテ先だけの将棋では、ありません。序盤だけで勝ってもあまり意味がありません。将棋を勝つために将棋の面白さを忘れる事は絶対に避けましょう。

終盤を鍛えるのは、キツい事です。(一部の人は好きですが、、、)詰め将棋も、たくさん脳みそを使い、脳が悲鳴を上げます。しかし、それを乗り越えた先に本当の強さがあります。

一度、自分が僕のように、勝ちにこだわりすぎていないか、考えてみて下さい。もし、それでそうだったのだとしたら、これは分岐点です。苦しいと思いますが、もう一度基本を振り返りましょう。それが結果的に勝ちにつながります。

 今回は最後まで読んで下さりありがとうございました。皆さんも一度自分を振り返ってみて下さい。この記事が良いと思ったら、他の記事もぜひ読んでください!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました